2014年01月10日

子宮筋腫を持ったまま閉経

最後の生理は48才の誕生日を迎えた翌月だった。
その1年位前から生理不順になり量も減り更年期だなぁと感じていたものの
幸い(?)子宮筋腫と重なり、
また、会社をクローズして40代半ばにして再就職したので
精神的にもいっぱいいっぱいだった為、
更年期障害なる症状は気付かずに通り過ごしたのか・・・。

友人に言わせると
韓流に恋したら更年期障害がなくなった、という事例があり
私の場合、当時シングルで彼(今の主人)と長い間ずっと恋愛状態だったから
更年期症状なかったんじゃない? と。
うん、確かにそうかも。

ともかく、まさか48で閉経するとも思わず
1年経った時、姉から『1年なかったら閉経だって』と言われて認めた。(笑い)


さて、その頃の子宮筋腫の状態と言うと・・・
漢方『桂枝茯苓丸加薏苡仁』のお陰もあって最大メロン大までいった
私の子宮筋腫は卵大になっていた。
そして閉経を迎えた。

閉経してから2ヶ月後(まだ閉経と気付いていない)
プリプリになりたくてコラーゲンをガンガン(1日5000mg)摂るようになって
2週間後、むくむくと筋腫が大きくなってきたがそのまま1ヵ月半摂取。
ネットで調べると『コラーゲンが筋腫のエサになり大きくなる場合がある』
と書いてあったのであわてて中止。
すると2〜3週間で元に戻った。卵大。
コラーゲン飲めなきゃどうやってプリプリになるの!?たらーっ(汗)

後から考えると、閉経したからと言って
スコ〜ンと女性ホルモンが減少するのではなく
急下降するもののまだ余韻があったのか・・・? 定かではないが。


そして閉経して2年半、
私の子宮筋腫は最大卵大、体調によるのか
時には卵半分以下になったり・・・を繰り返していた。

・・・と思っていた。 


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posted by メルシー at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫A 手術の決断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

やはり行きついたのは・・・

手で触れる大きさが卵大で閉経し、その後2年半・・・
日によっては卵半分になる時もあるが
基本的に卵大に変わりなく過ごしていた。

しかし、子宮筋腫に気付いた頃から始まった左足の違和感
それは変わりなく続いていた。
それと尿の不具合。
当時それは巨大子宮筋腫がリンパ等圧迫している為と思っていたが、
メロン大から卵大に小さくなった今でも変わりないという事は
原因は別にあるのか・・・。

*足の違和感と子宮筋腫の参考サイト
http://nodahanshin.doorblog.jp/archives/22523458.html



左足の違和感というのは
ふくらはぎ内側に大きな栓があって、イメージで言うとワインのコルク栓。
それが詰まっている時は血液やリンパが流れず足裏が浮腫んできて
グイグイ押してないといられない。
酷い時は腰まで張って痛くなる。
お小水も少ない。
たまにその栓が外れてジャージャーと流れてトイレ回数も増え
水分が沢山出て気持いい、スッキリする。
またはしびれるようだったりムズムズしてじっとしていられない。
・・・というような症状が四六時中あるのだ。

ネットで色々調べて、ムズムズ症候群というのをみつけた。
もしかしたらこれかもしれない!
じゃあ何科に行けばいいんだろう?
やっと神経内科と書いてあるサイトをみつけた。

2013/10月 
早速神経内科なる病院に行ってみた。
先生 「片足だけムズムズ症候群になる事はないです。
    腰が悪いんじゃないかと思いますので整形外科に行ってみて下さい。」
私  「え!? 腰痛くないんですけど』
先生 「悪い所が痛むとは限らないんですよ。」


整形外科に行ってみた。
レントゲン・触診・MRI・腎臓も調べる為に血液検査・・とかなり細かく調べて下さり
結果、腰・腎臓全く異常なし。
MRI検査での筋腫と思われる影が気になるが、そこは専門ではないので
と言う事で大きな病院の紹介状を用意してくれた。


2013/11/09  
その総合内科で検査・受診。
なんと骨盤内に10cm越えの子宮筋腫が居座っていた。
えぇ〜〜〜!!
すぐに婦人科に回された。
廻り回ってやはり行きついたのは子宮筋腫。
圧迫による症状だったのか。


私の手に触れていた塊は下の方、恥骨のすぐ上あたり。
MRIに映し出された筋腫はその上からおへそあたりまで。

すっかり小さくなった手でわかる塊の他にあったんだぁ。

確かにエクササイズしてもお腹が以前のように平らにならない、とか
座った時パンツのウエストがおへそ下に垂直にあたると
押しちゃいけない物を押してるような違和感がありいつも平らにあたるよう直していた。
このおへそ下の膨らみと違和感は何?と考えなかった訳ではないが
まさか子宮筋腫だったとは・・・。


整形外科の先生は骨盤内の筋腫が悪さをする事は考えられると言っていたが
婦人科の先生は、筋腫のせいでそうなっているかはとってみないとわからいと。

だが、横から見ても前から見ても骨盤内の殆んどを子宮筋腫がしめている画像を
見てしまったらこれが原因に違いない!と思うし、
何と言っても閉経して2年半経ってコレという事は
もうこれ以上小さくなる事はないだろうとも思い、私はすぐに手術を決断した。
『とってしまおう』


ただ一つ大きな問題が浮き上がった。
20代かと思う程若い女医さんがあっさりと
「子宮全摘ですね」
全く無知・勉強不足で恥ずかしいのだが、私は子宮摘出なんてこれっぽちも考えていなかった。
「子宮もとらなきゃいけないんですか?」
「残す必要ありますか?」 と先生。
続けて、子宮をとってしまえば子宮ガンのリスクがなくなると説明を受けた。

・・・そ、そりゃあもう子供産まないし、閉経してるし・・・
でも用事を終えた臓器だからってとってしまうのはどうなんだろう。

数年前、母が70代後半で卵巣腫瘍の手術をした。
手術前は子宮も摘出と言われていたが
開けてみると子宮はとっても綺麗だったのでそのまま残したという事もあり
余計にそういう気持ちが強かったのかもしれない。


あまりに唐突だったのでとりあえずその場では子宮温存で手術の予約をとった。
『手術まで1ヵ月以上ある。ゆっくり考えよう。』
それと、この女医さん・・私話せない感じもあり
「3ヵ月他の病院に行くので次回からは他の先生になります」ときいて
じゃあ心整理してから他の先生に相談できるかも、との期待もあった。


それから家族・友人に相談したりネットで調べたり。
40代以上で子供がいる、又は今後出産予定がない人は子宮全摘が一般的らしい。
生理がある内は再発の可能性が高いから。
そっか、これから出産希望のある人には深刻な問題で
私のように閉経した身で悩むなんて贅沢な話し。
絶対温存から気持は80%全摘に向かって行った。


2013/12/5 【術前検診】
診察室に入ると30代後半?とみられる綺麗な女医さんが笑顔で迎えてくれた。
まず手術の説明。
自信のある堂々とした中に親身になってくれる包容力も感じとれる。
一通り説明をきいてから用意していたメモを見ながら相談してみた。

@子宮をとることのメリット・デメリットは?
 ⇒【メリット】子宮ガンのリスクがなくなり検診しなくても済む。
  閉経前の女性なら、わずらわしい生理がなくなる・再発防止などあるだろうが
  閉経している私はガンのリスクだけ。

  【デメリット】老年期に膀胱が下がってくる可能性があると言われているが
   それは子宮をとったからなのか、年齢的なもので筋力が弱ってそうなるのかは
   わかってないんです。

A全摘と核出は手術の内容・術後の回復に差があるか?
 ⇒どちらが大変という事はない。


要は「残したいなら残していいんですよ」と。

しかも最初の先生は腹腔鏡でチャレンジするけど筋腫が大きいので
無理かギリギリのラインなので無理なら開腹と言っていたが
今回のベテラン美人女医さんは
「腹腔鏡でいきます。通常1〜2時間ですが大きいのでお腹の中で切り刻んで
取り出すので3時間はかかると思って下さい。」


開腹・全摘だろうと思っていたので一気に気が楽になった。
同じ病院にいながらセカンドオピニオンを受けたみたい。

腹腔鏡でやって貰える。
残せるものなら残したい!が叶う。
ベテラン美人女医さんに出会えたことに感謝。


その後心拍数・肺活量の検査・麻酔の説明・自己血400cc採血・入院の説明 etc
来た時とは気持が違うものだから、体調まで絶好調!!

明るい気持ちで手術まであと13日。


・・・という訳で、メロン大で大変だった頃は手術回避で頑張ったものの
結局閉経して2年半後に手術をする事になったが
これは間違っていなかったと思う。

メロン大だった頃手術しようとしたらリュープリンで小さくしてからの手順を踏んで
一気に更年期障害のような副作用を経験しなきゃいけなかっただろうし、
再発防止で全敵だっただろうから。

あの頃は漢方などで小さくしながら閉経へ持ち込み
閉経後2年半経っても10cm越えのがあるので手術しようと決断できたから。
しかも閉経してて再発しないから子宮温存できたというメリットも。

子宮摘出や温存については人其々の見解があると思います。
ただ私は残したかったから。


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posted by メルシー at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫A 手術の決断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月14日

腹腔鏡(補助)下子宮筋腫核出手術

2013/12/17 【手術前日】
前日から入院だろうと思っていたので今日から約1ヵ月休みをとっていた。
ところが、私の病院は手術当日に入院。

日中、おへその掃除をする。(おへそに穴開けるらしいので)
これは病院から言われた訳ではないがどなたかの体験談で書いてあったから。
オリーブオイルをおへそにたらしてバンドエイド。
その後は家の掃除などすませ1~2時間後に麺棒で拭き取る。
本当だ、簡単に綺麗になった。

今日は18時までに軽い夕食をすませ、その後飲食NG。
病院から貰ってきた下剤を水に溶かして1800ccを2時間かけて飲む。
凄い量だ。
味がまずかったら最悪だが、ポカリスエットにクエン酸を追加したような
スッキリした美味しい物で安心した。
コップ1杯を10分間隔で飲めば2時間で飲みきると書いてある。
半分までは順調に飲めたが、さすがに後半はきつかった。

その後40分位したら下剤効果が始まり何度もトイレに。
思いっきりデトックスしたようだ。


2013/12/18 【手術当日】
手術予定時間が15時で、昨日の夕飯から時間があいてしまうので
早めに入院して点滴をしながら待つとのことで12時に入院。

朝お風呂に入ってから主人と病院へ。
入院2週間前に渡された血を濃くする為の鉄剤が身体に合わなかったようで
嘔吐と下痢で会社を3日休んでしまっのと
昨夜の超デトックスで何と2kgも減っていた。


レントゲンをとってから手術着に着替え、初めてT字帯なるのもをつけた。
そしてブドウ糖の点滴を受けながら手術を待つ。
暫く何も飲んでないので喉カラカラ。
飲料OKになったらオレンジジュースをがぶ飲みしたい。


14:30 いよいよお呼びがかかった。
トイレに行って主人と別れ、そのまま歩いて手術室へ。
建て替えてわずか数年の病院はホテルのように綺麗で
全く病院病院していなかった為、ホントにこれから手術するの?という
不思議な感覚。 まるでエステでも受けるかのような。
だがダボダボの手術着とケア―キャップ。
これだけは手術以外何ものでもない。

手術室に入ると20代・30代ばかりと見受けられる若いドクター達が
テキパキと動き、あっという間に麻酔。
皆が「おやすみなさい」と言ってくれ「お願いします」・・・
の後は何もわからない。
(気管挿管(経口)という口から管を気管に入れて人口呼吸器につなぎ
その管から酸素とガス麻酔薬を混合するものを吸うらしい。)


起こされた時は具合が悪い感覚もなくすっきりしていた気がする。
「沢山とれましたか?」ときくと
「350g。もうご主人にはお見せしました」
えぇ〜! 大丈夫だったかな?
その後私にも見せてくれた。
白っぽいピンクの・・・気持ち悪い物ではなくどちらかと言うと綺麗だった。
これで350gって事は、メロン大だった頃はその3倍はあっただろう。

手術前に左卵巣が引きつる感じがある事は医師に伝えてあり
「手術中に診てみます」と言われていたが、やはり左の卵巣に癒着していたらしい。
手術は4時間近くかかった。


そのまま病室へ運ばれ途中のエレベーターで主人と合流。
元気なところを見せたくて笑顔で手を振った。

病室に入ると主人がティッシュやゴミ袋、ナースコールのスイッチなど
手の届きやすい所にセッティングしてくれた。
ありがとう。
喉にホース位の太さの管を通していたのでガサガサするのと
お腹に力が入らず声が思うように出ない。

またどなたかの体験談で腕時計があった方が良い、とあったので
用意した腕時計をはめる。

そのうちお腹が痛くなってきたので座薬をうってもらう。
多分今夜が痛みのピークだろうから一晩頑張らなくちゃ。
「遅くなっちゃったからもう帰っていいよ」と言って主人が帰ったあと
すぐ眠ってしまったらしい。


何時間後かわからないが
夜中痛くてベットの柵を握りしめながらナースに「痛〜い」と訴えると
「どんな痛みですか?」
「重い生理痛」 下腹部全部に重石が乗ったような痛みだった。
「神経がそこに集中して余計痛くなるので
眠り薬の入った痛みどめ打ちましょうね。」と言われた後は覚えていない。

その後朝まで何回かナースが来てくれているのは気付いていたので
熟睡はしていなかったと思うが、
吐き気があるわけでもなく腹痛だけで無事朝を迎えた。



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posted by メルシー at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫A 手術の決断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする