2014年01月15日

手術後の入院生活

2013/12/19 【手術後1日目】
AM7:00 検温37.3℃
痛いので座薬を打って貰う。
看護師さんに「もう水飲んでいいの?」と聞くと大丈夫と言うので
冷蔵庫に入れておいたミネラルウォーターをテーブルに出してもらった。
すぐには飲まないけど安心。
 
AM8:00 朝食が運ばれてきた。
お粥かと思っていたらちゃんとした食事だ。
わぁ、いいの〜?
2日前、手術前日の夕飯以来何も口にしていないからお腹ペコペコ。
電動ベットの力を借りて初めて身体を起こしてみる。
痛い! 凄く痛い!!
やっとの思いで起き上がり初めての病院食を頂く。
美味しいし、出来たてのほっかほか。。。
昨日手術した人とは思えない勢いでバクバク。
しかし咀嚼していると口の中のあげ? 上の方が痛い。
きっと麻酔の管が当たっていたのだろう。
それで咀嚼することに疲れてしまい2割程残す。


看護師さんが「歩いてトイレ行けるようなら尿管はずしますけどどうしますか?」
歩いた方が良い・尿管は早く取った方が尿道炎の心配もない、との事で
「歩きます。はずして下さい。」
それまで尿管が入っている感覚はなかったが、抜く時初めて感触があった。

歩くのなら着圧ストッキングも必要ないので、と脱がせてもらった。
これを自分で脱ぐ力など全く入らない。

食事もしっかり摂れたので点滴も抜いてもらった。
これが1番ストレスだったので早くとれて良かった。


恐る恐る歩いてトイレに行ってみた。
良かった、出来る。
しかしお腹のテープすら怖くて見ることが出来ない。


ベッドに戻るが、痛くてベットに両足をあげる事すら辛い。
横渡りたい気もするが、日中寝てしまうと夜中寝られないと困るし
何と言っても起きたり寝たりの辛さが1番きついので
トイレやリハビリで歩く時や食事など何回もあの動作をする勇気がなく
ベットの縁や窓際に腰掛けて過ごした。
痛み止め飲んでいても正直痛い。
TVや雑誌も見る気がしない。
午後になってメールチェックが精一杯で返信する気力はない。
ボーっとしたり、2時間に1回位廊下を歩く練習をして過ごした。
前屈みでおばあさんみたい。ゆ〜っくりゆ〜っくり。
手術でガスを入れたので歩くと肩が痛くなる場合があると説明を
受けていた通り、肩・鎖骨あたりが少し痛む。
その後少しずつガスが出るうちに翌日には痛くなることなくなった。
沢山出てくれたら楽なのに、長さで言うと1cm位の小さなガスしか出なかったが。


そう言えば尿管を外してから尿意を全く感じない。
4時間おきくらいに自らトイレに行くようにした。


暖房で空気が乾燥しているのでマスクをしていたが、たまに空咳が出そうになる。
出たらアウト!
慌てて用意しておいたのど飴を放り込む。
のど飴にどれだけ助けられたことか。
いつでも手が届くテーブルに出しておいた。


食事はお昼から毎回完食!
自分でもびっくりしてしまうが
何もする気になれない今、食事だけが唯一の楽しみだ。

201312201.jpg


痛み止めはロキソプロフェンナトリウムと胃薬のセルベック。
それでも痛いのでカロナールを追加して貰った。


PM9:00 消灯
いつも睡眠時間4時間のせいか夜中目が覚めてしまう。
腕時計にライト当ててみるとまだ12:30
その夜は座薬打つ程の痛みはないものの長い夜を過ごす。


2013/12/20 【手術後2日目】
37.2℃位の微熱はずっと続いている。
痛みも変わらずずっと続いている。
先生に「どうですか?」と聞かれる度に「痛いです」と言うのは
子供みたいで恥ずかしかったが、正直痛いのでそう答えるしかない。

やはりベットから身を起こしたり寝たりが1番痛いので
昨日と同じように腰掛けて過ごす。
メールの返信をする気力は湧いてきたので返信。

夕方シャンプーする。
慣れないシャンプードレッサーで前屈みがきつく
大作業になってしまったが適当でもいい、
何とかドライヤーかけてすっきりする。

夜の検温で36.8℃に下がっていた。




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posted by メルシー at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫B 手術後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月17日

退院後の自宅療養@

2013/12/21 【手術後3日目 退院】
痛みは昨日までと殆んど変らない。

私の病院は早期離床を推薦しているので
あとは痛みのコントロールだから帰りたければ帰っていいですよ、と
手術後わずか3日で退院となる。

この土曜日から3連休、今日なら主人に迎えに来てもらえるし
3連休中、主人もいるので安心だ。


先生にお腹を見る勇気がなくてまだ見てないと言うと
「見たらこんなものかと思うくらいの傷ですよ」と。



朝食をすませ着替えて軽くメイクをしたら早々に主人が来てくれた。
帰りの事を考えておへその上までくるゆる〜いレギンスにしたが
履こうとしたらお腹全体がすご〜く大きくなっていることに気づく。
レギンスはおへそまで届かず、パンパンだし
足が浮腫んでブーツがきつい。
お腹かがめずブーツは主人に履かせてもらった。


そこで予想していなかった事が・・・

笑うと凄く痛む。
そう、主人は面白い人だったのだ。
咳やくしゃみがアウトなのはわかっていたが
笑いもアウトなのは予想していなかった。


退院はAM11:00
支度を終えて待っていると請求書が届いた。
あらかじめ高額医療制度の申請をしてあったので
支払い額は¥87.254
医療保険の申請の為の診断書が別途¥7.730+郵送料¥350=¥8.080

入院前の診察・検査代は¥27.100
支払い合計¥122.434
後に医療保険から手術代 ¥100.000
            入院費1日¥5.000×4日=¥20.000 
            合計 ¥120.000 出たので
これでほぼまかなえた。
医療保険は月¥3.000ちょっとのものだが、入っていて良かった。


自宅療養が終わったら傷病手当を申請する。
これで休み中のお給料分として6割位は出る予定。


さて、自宅に着いた。
普段家事などしない主人が頑張ってくれていたのがよくわかる。
綺麗に片付けられていてベランダには洗濯も干してある。
昨日の分の下着やタオルだけ、ほんの数枚。
これぽっちなのに私に負担を掛けないよう洗濯してくれたんだ。

3連休中はソファーでゴロゴロしたり、
主人と散歩がてらスーパーまで買い物に行ったりしてのんびり過ごした。
まだ前屈みのゆっくりでお婆さんみたいな歩き方だが。


咳が出そうになったらすぐのど飴を口に入れられるように
あちこちに置いておいた。

寝たり起きたりの痛みは健在。
毎回大変。


痛み止めはロキソプロフェンナトリウムと胃薬のセルベックを毎食後、
時間差で食間にカロナールを暫く飲み続けた。
医者から痛み止めはいくら飲んでも構いませんと言われている。


テープが貼ってあるにも関わらず
勇気がなくて見れなかったお腹の傷の箇所を見てみた。
おへそが1番大きく、右に2か所、左に1か所。



2013/12/24 【手術後6日目・退院後3日】
3連休も明け、主人は仕事。
入院前は腹腔鏡なのでこの頃にはもっと動けると予想していたが
予想に反して痛いし思うように動けない。
予定していたクリスマスケーキ、作るの無理と主人に言って送り出したが
結婚して初めてのクリスマス・・・
一生懸命介護してくれている主人の為にもやっぱり作ろう!
20年以上付き合っているが、私達新婚なのだ。

朝から掃除洗濯、クリスマスツリーを出し
クリスマスケーキのいちごを買いに1人でスーパーへ。
痛い、体力もない、途中休み休みゆっくり・・・凄くきつい。
普段の倍以上かけて(もっとかも)やっと帰ってきた。


チキンは主人に買ってきて貰うので
私が用意するのはクリームシチューパンとショートケーキ。

お腹痛いし腰まで痛くなってきた。
でも今日は頑張るしかない。
普段より何倍も時間を要したが主人が帰宅前にやっと出来あがった。


シンプルだけど充分なクリスマス

201312241.JPG



しかし頑張り過ぎたようで
夜痛くて眠れなくなってしまった。
ヨタヨタとベットから起き出し座薬を入れてみる。
が戻ってきてしまい上手く入らない。
何度チャレンジしても出来ないので諦めて暫く手でおさえていた。
6割程溶けたところで残りは捨てた。
それでもその後は寝ることが出来た。


それから2日間は洗濯と夕飯の支度以外ベットの中で安静に過ごした。
何時間寝ても寝られる。



2013/12/26 【手術後8日目・退院後5日】
手術後感じなくなっていた尿意を初めて感じられた。
戻った、一安心。

退院した日にシャワーの許可はおりていたが
恐くてキッチンでシャンプーだけですませていた。
(真冬で汗をかいてないのも幸いして)
しかし明日病院なので初めてシャワーをあびる。

シャンプーする前屈みの態勢がきつく
片手をバスタブにつきながら片手でシャンプー。
これも普段の倍かかって凄く体力消耗した感じ。



2013/12/27 【手術後9日目・退院後6日】
手術後検診回目
表面の大きなテープをはずし傷のチェック。問題なし。
傷には幅5mm位の細いテープが何枚も貼ってある。
自然に剝れるまでそのままでいいらしい。


退院時よりはお腹の膨らみが半分になったもののまだ膨らんでいるので
「お腹の中が腫れているんですか?」と聞くと
「腫れているのと、怪我をした時に透明の液体が出るでしょ、
それと同じ事になっているんですよ、お腹の中も」
安心した。
大きな筋腫をとったのにそれ以上にお腹が出たままじゃ困るもん。

2日程前から傷の1つの回りが内出血したように黒っぽくなっていて
それについても「よくある事で問題ない」と。


そのまま帰るのがもったいなく
ゆっくりウインドウショッピングをして帰る。



2013/12/29 【手術後11日目・退院後8日】
昨日から主人が9日間の冬休みに入った。
2人で大掃除。


2013/12/30 【手術後12日目・退院後9日】
年明けは混むけど今なら空いてるとみて鎌倉へ行ってみた。
沢山観光客はいるもののやはり空いている方だ。
今でも1歩1歩歩く度に右の傷が突っ張るように痛む。
姿勢も若干くの字。
人に抜かされながら、と言うより
抜いてもらいながらゆっくり歩いたが、途中「痛い 痛い」と
屈む場面も幾度かあったので来た道を帰りはバスに乗った。


痛みと体力は日々回復とは言えないが3日間隔位で
回復してると感じられた。



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posted by メルシー at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫B 手術後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月18日

退院後の自宅療養A

2014/01/05 【手術後18日目 退院15日】
恐くてやめられなかった痛み止めを今日からやめてみた。
動きによって痛むし、歩く時は右足1歩ごとに右の傷が突っ張って少し痛い。
外出時はお守りのように薬を持って行くが飲まなくて大丈夫。


2014/01/06 【手術後19日目 退院16日】
主人の冬休み中は毎日一緒にリハビリ散歩をしていたが
主人は今日から仕事。
マンションの階段と玄関前のスロープ片道30mを
15〜20分何度も往復するリハビリ開始。
ここなら何かあってもすぐ家に入れるから安心。
日々スピードが増す。


2014/01/09 【手術後22日目 退院19日】
手術後検診2回目
内診の超音波でお腹の中をチェック
癒着もなく順調。
子宮の縫った所にかさぶたのように血の塊が3〜4cmあるが
自然に吸収されていくと。

右の傷2箇所のあたりが突っ張って
(イメージではかまぼこの板が縦に入っている感じ)
座るとそれが圧縮されて辛い。

寝る時も常にかまぼこの板の存在を感じなかなか寝付けない。



2014/01/12 【手術後25日目 退院22日】
仕事復帰まであと1週間。
いつもと違う所、左卵巣あたりがチクチク痛くて眠れず
痛み止めを飲んで熟睡できた。
日中も右傷がたまに「痛い 痛い」と屈みこむことがあり
仕事復帰はかなり不安。
行きたくない病か? (笑い)


2014/01/17 【手術後30日目 退院27日】
仕事復帰まであと3日。
走る以外は殆んど動けるのだが、たまに「痛い 痛い」がまだあり
ラッシュアワーや職場でこうなるのも困るので
休みを1週間延期してもらうことにした。
近ければ何とか行けそうだが、まず片道2時間近くの通勤が恐い。

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posted by メルシー at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫B 手術後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

いよいよ社会復帰

腹腔鏡下子宮筋腫核出術、手術後39日目
長い休養を経ていよいよ明日から仕事復帰だ。
計41日休んだ。

本当は1週間前から復帰する予定でいたが
弱くなったとはいえ、常に奥の方で痛みがあり
たまに屈みこむ痛さもあり
通勤時や職場で痛い痛いと屈みこんでしまうのも恐く、
また座っている姿勢がお腹が辛かったので1週間延長して貰った。


4ヶ所の傷のうちおへそはまだ小さいテープがとれずにいた。
おへそはかさぶたで埋まっていて1番見るのが恐かった。
この最後のテープが2日前にとれた。かさぶたごと。
どうなってるんだろうと心配だったおへそ、凄く綺麗。
穴開けたなんてわからない。


これで4ヶ所全てのテープがとれた訳だが、
テープがとれると同時にその傷は飛躍的に楽になった。

早くにはがれた所はすでに大分目立たなくなってきている。



この延長の1週間でかなり回復し、
痛いと思うことが少なくなり、座っていても大分平気に。
不安材料がかなり払拭されたので、仕事行く勇気が湧いてきた。



これから子宮筋腫の手術をされる方に参考になれば・・・と
ここまで書いて参りました。
子宮筋腫に関しては手術する・しない、手術方法、時期、環境など
人様々だと思いますが、
納得のいく形で、無理をしないでお大事になさって下さい。

私も社会復帰しますが
今年は頑張り過ぎずにのんびりいこうと思っています。


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posted by メルシー at 16:55| Comment(5) | TrackBack(0) | 子宮筋腫B 手術後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月31日

子宮筋腫手術後1年

子宮筋腫手術から1年3ヵ月経ちました。

術後3ヵ月間はたまに傷の痛みがあったけど
3ヵ月後にすっかり良くなった!と実感でき全く普通の生活をしています。

私の場合は取って良かったです。

最大の時はメロン大
半分以下にだいぶ小さくなっただろう、もう大丈夫と思った段階でも直径10cm越え。
もうこれ以上小さくなる事はないだろうと思ったのと
レントゲンで骨盤内が大きな筋腫で一杯になっているのを見て
もう切るしかない、取りたい!!と思った。

結果お腹スッキリ軽くなったし
膀胱が圧迫されてトイレが近かったのが、嘘のように遠くなった。
何より毎朝毎晩お腹触って一喜一憂しなくて良くなった。

手術を迷っている方は
子宮筋腫は年齢・状態・生活環境によって個人差があるので
よ〜く考えて納得のいく結論を出して下さい。

私も最初は絶対切らない!!と試行錯誤した結果の手術でした。
やる事はやったので後悔はないです。



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posted by メルシー at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮筋腫B 手術後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする